2015年3月26日木曜日

東方2次レビュー 【幼霊夢・霊霊夢】 前編

はじめまして、早速ですが、このブログの内容を3行で書き記します。

東方2次創作レビューブログ
ニコニコ・pixiv・同人誌、時々そそわ
気が向いたらやる

はい、自分勝手に東方2次創作作品のレビューを書く、そんなブログです。

投稿者の生息範囲が如実にレビューされる作品に現れます。
先に断っておきますと、ルーミアが出てこない作品は紹介されません。
何故か?
察してください。

最初から持論始まりというのは少々カッコが悪いんですけど、ルーミアをじっと見つめると、人の想像力に触れられる、そんな気がするのです。

では、東方2次創作とは何か、ルーミアとは誰か。

1. 東方2次創作とは

 東方2次創作を紹介する前に東方projectという作品について説明しなければなりません。
 ググれ
 はい、それでは話が進まないので簡単に説明します。

 創作には、2つの大きな括りがあります。商業と同人です。まあ、こう並べると偉い人に怒られそうなんですけど、それは置いといて、普通に本屋さんやCMで見るような作品とコミケットや同人ショップで買える作品ということで一つ許してください。
 はい、この2つの大きな違いは製作と流通です。企業が主体となって様々な下請け会社を巻き込みながら製作し、一般書店などの所謂一般流通というもので販売されるのを商業、個人あるいは団体が製作し、同人誌即売会や同人ショップで流通するのが同人だと思ってください。
 まあ、例外はあったりするんですけど、収益の規模で定義するよかマシかなと思ったので、はい。

 じゃあ、それって創作する上で何が違うの?

 上からモノを言われません。

 企業の場合は利潤の追求ってのが重要ですので、金にならないこと、コスト過多で投資が回収できないことなどなど、色々としがらみがついて回ります。まあ、同人サークルの運営もどこまで赤字を許容出来るかって問題は、いろんな場面で創作者を苦しめるんですけど、他にも表現上の問題ってのがあったりするわけです。
 そういうのを上の人や周りの同業者と協議して出せるネタ、出せないネタというのが決まってきます。過度なパロディとか行き過ぎた残酷描写とかですね。じゃあそういう出せないネタってのがどう決まっているのかというと、明文化された要綱なんてのもあるみたいなんですけど、どうやら『業界での阿吽の呼吸』とかいうので決まってるらしいです。詳しくは知りません。
 本なら編集、ゲームなら企画主かな?
 まあ、そういう制作進行を取りまとめる上の人たちってのが商業には存在して、クリエイターはよじ登ってそういう立場になるか、もうなんかとてつもない才能を認められるかしないと自由気ままに創作活動ってのはたぶん出来ないです。お仕事ですので。
 同人もやるとこまでいったら似たような感じになるっぽいんですけど、まあ、一般論を話しましょう。
 同人の場合は、自分が全部を決められます。
 もちろん、数人、数十人で話し合いながら作品の内容を煮詰めていくってとこもあるでしょうが、煮詰めた内容に「上から『待った』がかかる」なんてのはないはずです。

 同人誌即売会への参加の場合は、あまりにも内容が過激で発禁なんてこともあるようですが、自宅通販とか個人ブログとかでホソボソやる分にはたぶん、問題にはならないと思われ。

 そう、思われ、なんて書き方をしたのは同人界隈にも「阿吽の呼吸」なるものがある気がするんですよね。ま、そこはよっぽど変なことしない限り、犯罪しなきゃ大丈夫です。干されたりするかもですけど。
 
 ひるがえって東方projectとは何かといいますと、
 同人ゲームサークル 上海アリス幻樂団が製作したSTG(シューティングゲーム)とそのサークルの唯一のメンバー、ZUN氏が手がけた一連の作品群となるかと思います。

 「東方って鈴奈庵とか儚月抄とか商業でも活動してるじゃないか」

 はい、鋭いですね。
 ですから東方projectを同人媒体のナンバリングシリーズのみと定義付けた狭義の東方とZUN氏が原作を担当した同一世界観の上で作品が展開される広義の東方という分け方もあります。
 これを指して「東方projectはSTGであり、他の同一世界観の作品は例えZUN氏が原作の作品であっても東方2次創作である」という話も聞いたことがあります。

 是非はともかく、ここでの東方2次創作の定義は

「ZUN氏が制作に深く関わっているように見えない、東方の設定や世界観をベースにした作品」

とさせていただきます。そもそも、ゲーム方面は疎いのでレビューしません。アレンジ曲もしません。
 投稿者としては、東方の本質はゲームと音楽にあると思いますので、この2ジャンルを退けるのは東方に向き合っていないなとも思うのですが、入り口がニコニコだったのでご容赦ください。

 ここで、東方歴の紹介を少々いたします。

 2012年の夏頃に出会ってだいたい3年目です。
 もっぱらルーミアが好きです。

2. ルーミアとは

 ルーミアは東方win版第一作目、東方紅魔郷の1面ボスとして登場した妖怪です。

 東方のキャラクター設定資料集的な作品である東方求聞史紀によれば、闇を操る程度の能力を持ち、危険度は中、人間友好度は低、主な活動場所は不明です。
 どんな姿をしているのか、といいますとGoogleさんに聞いてください。
 柔らかく内側にカールがかかった肩にかかる程度の金髪に、一房結んだリボン、ぷにぷにしたくなるようなほっぺたに、可愛らしいくりっとした赤い瞳の大きな目、服の構造は謎に満ちています。
 サイズが大きいのかダボダボした袖の長い白いシャツに、上から肩口が覗く黒い上着を被せ、胸元には赤い玉が2つに大きなタイ、スカートも黒いです。足は赤い靴と白いソックス。

 かわいいを形にしたらきっとこんな少女になるだろうと投稿者は思います。

 このキャラ、実は設定がガバガバです。
 何の妖怪か判然とせず、どこに住んでいるのか、誰と一緒にいるのか、こいつは何がしたいのか、いまいち掴みどころがありません。
 人を襲うのが妖怪の本分か、と思ってみると「めんどくさい」と答えてみたり、力は弱いらしいので、では誰かと協力して狩りをしているのかと思いきや「他の妖怪と群れで行動することはまずない」とのこと。

 しかしながら、人喰い妖怪と可愛らしい生き物としてのルーミアが2次創作では混在しています。エロいのももちろん、多少はね?
 ルーミアが何故弱いのか、何故幻想郷にいるのか、答えに近づきそうな原作設定というのが一つありまして、それは髪を一房束ねる赤いリボンです。

 「頭のリボンは御札で、本人は取りたくても触る事すらできないのです」

 この東方紅魔郷データ内、おまけ.txtに書かれた文言はEXルーミアなる2次創作キャラクタを生み出すまでになりました。つまり、御札は封印であり、強力な闇の妖怪の力を制限するものであると。
 
 導入が随分と長くなりましたが、今回レビューいたします『東方幼霊夢・霊霊夢』はこの御札というキーアイテムとそれによって織りなされる霊夢とルーミアの家族物語です。

次回、ようやく作品のレビューに入ります。

 
 

 

 
 
 

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